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桂林はこんなところ

桂林の歴史

桂林は、悠久の歴史を持つ街です。

秦の始皇帝(紀元前214~207年)が現存する霊渠運河を完成させ、この地に桂林郡を設置して以来2000年以上の歴史があり、嶺南地方(広東と広西を合わせた地区)の政治、経済、文化の中心地として栄えてきました。

桂林には歴代の文化遺跡が残っており、53もの国宝級の重要文化財や、岸壁に刻まれた2000件を越す詩文書画があります。興安霊渠、恭城文廟、靖江王稜、桂海碑林、八路軍桂林弁事所などが有名です。
2005年度に住環境に優しい街造りを行い「中国人間居住環境モデル賞」を国から頂いています。

歴史のロマンに触れてみませんか!
市内から北へ車で約2時間の所に「興安」の街があり、古代運河の「霊渠運河」があります。

秦の始皇帝の代表的な建造物に万里の長城、始皇帝陵、その陪葬抗である兵馬俑抗、そして水利施設の霊渠運河があります。

霊渠は揚子江の支流、湘江と、西江へと流れる漓江を結ぶ運河です。これを秦の始皇帝の命により完成させたのは史禄という名の将軍でした。

この運河は、紀元前219年に越人征服のため南方へ送られた皇帝軍に対して、越の領域内まではるばる穀物の補給を輸送できる要所にする為でした。

この工事には大問題があり、湘江が北に流れるのに対して、漓江は南に流れることでした。

興安の山中で急流を湘江で2.4キロ、漓江で28キロの山を削って流れを緩やかにし、36の水門で水位を調整するシステムを作り、二本の川を約32キロの運河で結ぶことが出来たのです。

この霊渠を使って、秦軍は大量の軍隊を送り込む事ができ、ついには南越を制覇し中国全土統一を成し遂げたわけです。 霊渠の完成により直線で約2000キロの内陸航行が可能になり、北の北京から、南の広東とその海岸まで、船で行けるようになり、この運河が中国南部の経済に寄与したことはゆうまでもありません。

  • 霊渠運河
  • 霊渠運河
  • 霊渠運河
  • 霊渠運河

2千年も経って、今なお現存し風情をたたえる姿をみると歴史的ロマンを感じます。

鑑真和上

鑑真和上は五回目の日本への渡航失敗のあと、漂着した海南島から楊州の大明寺に戻る途中、珠江を上って桂林に一年間滞在しました。

鑑真和上は桂林で大きな歓迎をうけ地方長官の都督が自ら歩いて城外まで向かい出て五体を地に投げ、接足して、「唐大和上東征伝」という最大級の歓待を受けたそうです。

鑑真和上は開元寺に住み宗教活動を行い、後に広州に呼ばれて行くことになり、鑑真和上が失明以前のことです。
未だ見ぬ日本を想いながら下った漓江は、鑑真さんにはどのように映ったのでしょう。

中国桂林(GuiLin)の位置と概要

主要な位置

広西壮(チワン)族自治区

中国大陸の南にありベトナムと国境を接しています。
自治区の首府は南寧で、桂林の南西400kmにあります。 少数民族の壮(チワン)族が漢族についで多く、中国全土の壮族の90%が広西壮族自治区に住んでいます。
昔から平野部には漢族が、山間部にはチワン(壮)族やミャオ(苗)族、ヤァオ(揺)族が住んでいて、こうした住み分けは現在も変わっていないそうです。

「広西壮(チワン)族自治区の北東部に位置し、総人口約480万人、市は秀峰、象山、七星、畳彩、雁山の5つの区と霊川、興安、全州、臨桂、陽朔、平楽、茘浦、龍勝、永福、恭城、資源、灌陽の12の県があります。

「桂」とは、中国ではモクセイ(桂花)を意味します。地名は金木犀(桂花)が多いことに由来するという説があります。

桂林(GuiLin)の年間気温

年間平均気温19度、年間降水量は1900ミリ、温暖湿潤気候で雨が多く気温は日本より暖かいです。緯度は亜熱帯に属し、1月の平均気温が7.9度と肌寒い日が続き、春?が終わる頃から春を迎え暖くなり、7月の平均気温が28.3度と暑い日が続きます。

桂林の3月~4月は、雨が多く漓江の水量が多くなり雨に煙る奇峰は、水墨画のような山水風景を描き出します!気温は天候より差は大きいです。
新緑を告げる5月から空が澄み渡り奇峰とのコントラストが素晴らしいです。

6月~8月晴れる日が多く特に7.8月は気温が高い日が多い日中に外出時には暑さ対策が必要!天候の変化も激しい間には、日本と同じように入梅雨期に入ると雨で霞む漓江の両岸の奇峰は、まるで水墨画のごとく素晴らしい景色を観ることができます。

9月~11月はベストシーズンといわれている天候が安定し、中秋節前後に桂林の木である「きんもくせい(桂花)」が一斉に開花し、街中が甘い香りで包まれ気温も観光に適した日が多いです。

漓江

山紫水明の世界

宋の詩人「王正功」の名句「桂林山水甲天下」に代表される桂林!
山水画の如き風景(桂林山水)で有名な桂林を流れる川。中国三大河川「珠江」の支流。桂林市街から約70km北にある猫児山(2114m)に源を発し、平楽付近で桂江と名を変え梧州で西江に合流し、珠江となって広州に達します。

南に流れる漓江の両岸はカルスト地形の奇峰奇岩が連なる桂林山水の景勝地で、中国国内・海外から年間1500万人(2007年度)もの観光客が山水画のような景色を楽しむために訪れています。さらに漓江の風光と相まって「江は青羅の帯をなし、山は碧玉簪のごとし」と描写され、まさに山紫水明の世界をなしています。

桂林市民の人気メニューは、なんといっても「桂林米粉」です。

桂林ビーフン

桂林ビーフン(米粉)は桂林の食文化を代表する食べ物です。

面は白く、つるつるして食感が良く、面好きの日本人には美味しい一品と思います。
地元の人が好むのは、タレをかけただけでスープを入れない、鹵菜粉です。
無料の香菜、漬物、唐辛子など付け合せの具をのせて熱いスープを少しだけ入れた後、混ぜるだけです。

私の朝食はいつもビーフン(米粉:ミーフン)を食べています。好吃!

桂林ビーフン

桂林へお越しの際は、ぜひともご賞味ください。


桂林の水上国際結婚の様子

  • 榕湖の水上結婚式の様子
  • 榕湖の水上結婚式の様子
  • 榕湖の水上結婚式の様子

榕湖のすぐ横には歴史を物語る古南門があります。

  • 古南門
  • 榕湖
  • 榕湖

小香港入り口の中心広場の地下には大きなショッピングセンターがあり庶民的な値段で服や雑貨など売られています。

  • 中心広場
  • 中心広場

西門市場は桂林で一番大きい市場で市民の胃袋を満たすさまざまな食材があります。

  • 野菜
  • きのこ
  • 肉
  • 西門市場

野菜(青菜)類は日本より種類が豊富です。
中国でも南方に位置する桂林は果物(水果)類も多く道端や小売店では色々な果物が売られています。

街角の果物

  • 楊梅(yangmei)

    楊梅(yangmei)

    果肉は少な目で甘酸っぱい食べたら癖になる。
    5月頃街中いたる所で売出される。

  • 芒果(manguo)

    芒果(manguo)

    マンゴー1個2~3元くらいで高い物もある。

  • ライチ(lizhi)

    ライチ(lizhi)

    中の白い果肉をラベル。味は葡萄に似ている。

  • 香瓜(xiangua)

    香瓜(xiangua)

    メロンのような上品な味。高価なものでない。

  • 芭蕉(bajiao)

    芭蕉(bajiao)

    産地です。私は大好きです。バナナに比べて食感味がある。
    華南地方の人達が好んで食べる。

  • 桃子(taozhi)

    桃子(taozhi)

    桃です。さっぱりした甘味で食べ応えがあり、収穫は10月中まで。

  • 西瓜(xigua)

    西瓜(xigua)

    春から秋に多くでる甘くて好吃!
    農家からトラック満載で運んで来て道端でそのまま売る。

  • 葡萄(putao)

    葡萄(putao)

    ぶどうです。とても甘いです。

  • 沙田柚(shatianyou)

    沙田柚(shatianyou)

    桂林?朔の特産、 一般には柚子(youzi)と呼ばれ直径20cm以上あり厚い皮をむいて食べる グレープフルーツのような淡い味がする。梨子(lizhi)/林檎(pingguo)


桂林で今一番のお洒落な正陽歩行街通です。

  • 正陽歩行街通
  • 広場

歩行者天国で流行なブティックやレストラン、カフェなどあり若者たちで一日中賑やかです。
繁華街の中心にある大きな広場は夜や休日には沢山の人で賑わい、巨大スクリーンに挟まれたステージでイベントなど開かれます。

桂林の観光

桂林漓江国際空港

桂林漓江国際空港より桂林市内まで38キロ有料道路で40分の道程です。
各国、各地方の観光客の出入国で夜遅くまで大変賑やかです。


奇形な山々と桂林市内

市内に入る道中奇形な山々を観ると桂林に着いた実感がわいてきます。
訪れる観光客の皆様は、山水画のような山々のイメージで桂林の街を想像されているようで、実際に見る街に驚かれます。
桂林は中国を代表する国際都市です。


数々のイベントが連日行われ、夜はライトアップで街が照らされ、昼とはまったく違う街に変身します。街の中心を南北に横切る中山路では、夜の8時から片道3車線の道路を閉鎖して夜市が始まります。

  • 昼間の中山路
  • 片側3車線の道路を閉鎖して夜市
  • 夜市

桂林の4つある湖、榕湖では、光と音楽で演出された噴水ショーが毎晩開催されます。中心広場では、桂林漓江大瀑布飯店の屋上から音楽に合わせ大量の水で滝を演出いたします。この人口滝は、ギネスブックにも登録されています。

  • 噴水ショー
  • 夜景
  • 桂林漓江大瀑布飯店の屋上から音楽に合わせ大量の水で滝を演出

解放橋

片側3車線・自転車道・歩道・緑地帯の大橋、正面は七星公園の山並みです。

漓江に架かる解放橋は桂林のシンボル的存在で見事にライトアップされ両岸の公園と共に新しい観光スポットになっています。

  • 解放橋
  • 解放橋と正面の七星公園の山並み
  • ライトアップされた解放橋

杉湖の日月双塔

日塔は金色で高さ41メートルの九階建て、月塔は銀色で35メートルの七階建て、どちらも銅で建造され珍しい塔です。
夜はライトアップされ杉湖の遊歩道を歩くと若いカップルが多く、ロマンチックな情景が目に入ります。

  • 昼の日月双塔
  • ライトアップされた日月双塔

象鼻山

桂林を紹介するパンフレットに必ず載っている超有名な観光地です。
鼻の裏を水月洞と呼び石刻(歴史物)があり、山頂には寿仏塔(明代創建)があります。

  • 象鼻山
  • 象鼻山

独秀峰(どくしゅうほう)(DuXiuFeng)

独秀峰

旧名を桂山といい桂林市の東北部、漓江のほとりにあり敷地面積は約2k㎡、明月峰、仙鶴峰、四望山、于越山から成り、桂林山景の中でも注目の観光名所です。
名所は、畳彩亭、于越閣、仰止堂、風洞、望江亭など。清代の文人秦煥が建てた畳彩亭の右角が写真を撮るには絶好の角度です。
山の上には歴代の著名人の石刻も沢山あり、明月峰に登ると全市の景色が一望できます。

王城

伏波山

璃江の西側にそびえる、頂上まで登ると桂林市内が一望できます。
(東側の景観が素晴らしい)地下には、洞窟内に仏像が掘り込まれている還珠洞が有名です。

  • 伏波山
  • 伏波山

疊彩山(じょうささん)(DieCaiShan)

旧名を桂山といい桂林市の東北部、漓江のほとりにあり敷地面積は約2k㎡、明月峰、仙鶴峰、四望山、于越山から成り、桂林山景の中でも注目の観光名所です。

名所は、畳彩亭、于越閣、仰止堂、風洞、望江亭など。清代の文人秦煥が建てた畳彩亭の右角が写真を撮るには絶好の角度です。

山の上には歴代の著名人の石刻も沢山あり、明月峰に登ると全市の景色が一望できます。

  • 疊彩山からの景色
  • 歴代の著名人の石刻

七星公園(QiXingGongYuan)

桂林最大の公園で、漓江の東岸にあり七星山の七つの峰が北斗七星のように聳え立っている。
公園をつかさどるのは普陀山で、その山腹には有名な七星岩がある。隋唐時代には七星岩は景勝の地で懸崖には彫刻が500以上あり、歴史文化の彩りを添えています。山水に恵まれ、七星岩、竜?洞、月牙山、駱駝山、竜?岩、月牙楼、清真寺、桂海碑林があり、秋になると園内にある一万株ものモクセイ(桂花)が咲き乱れ、心酔え香りが周囲にたちこみ、山水の美しさを一層引き立たせてくれます。


市民は無料でこんな楽しみ方も出来ます。


蘆笛岩(ろてきがん)(LuDiYan)

中心部から西北へ5kmの郊外にある山水と田園風景が楽しめる景勝地です。
?笛岩窟は、奥行き240m遊歩道500m、内部には石笋、石乳、石柱、石幔、石花等、数多くの鍾乳石が見られ、??朝霞、??宝?、??宝塔、原始森林、水晶?、花果山等の景観を作り出し、ライトアップされた鍾乳石の柱が林立する奇形は仙境のようです。
岩窟内には墨で書かれた70余りの書が現存し、唐代以降歴代の人々が遊んだ痕跡を見ることができます。国内外の観光客が必ず訪れるスポットです。


堯山(ヤオサン)

明の初代靖江王の主守謙と宋代の王が埋葬 靖王陵

写真後方は堯山(ヤオサン)の西南麓にある靖王陵です。

明の初代靖江王の主守謙と宋代の王が外地に葬られたほか11代14人靖江王が埋葬されています。
墓前には石像、石獣が並び暮群の敷地面積は100平方キロ余りで「嶺南一番の陵」と呼ばれおり桂林市の重要文化財です。
展望台より桂林市内が一望 堯山(ヤオサン)で頂上までリフトや車で登ることができます。頂上には展望台があり眼下に壮大な山々と桂林市内が一望できます。


龍脊(棚)梯田(longji)

桂林の北西約100キロに位置し龍勝各族自治県の壮(チワン)族の村で呼び名は平安村といい、海抜880メートル人口800人、650年以上の歴史があり元の時代までさかのぼります。急な斜面に猫の額ほどの田が連なり壮大な景色を観る事が出来ます。特に山頂から見下ろす梯田の景色は絶景です。

山から田に流れ込んでいる豊富な水はとても冷たく綺麗で自然的空間を体験できます。窓から外を見ると暗闇の中、無数の蛍が飛び交じり空には沢山の星が出ている光景はとても幻想的世界です。

  • 梯田の景色
  • 梯田の景色
  • 田植え風景
  • 収穫前の棚田

--桂林旅行のハイライト--

漓江下り

桂林を訪れる観光客は年間130万人を超え必ず楽しむコースが「漓江下り」です。
この水墨画のような景観に魅かれこの地を訪れ人々は皆「桂林山水甲天下」と称えています。

  • 山水風景
  • 山水風景
  • 山水風景

船は桂林市の南にある竹江埠頭を出航し、終点の楊朔の街まで約60キロの航程をゆっくりと4時間で下って行きます。
両岸にそびえる奇峰奇石の間を縫うように下り晴れた日には青く澄んだ漓江に緑の山々と青い空のコントラストが水面に映る美しさや、雨の日には水墨画のような幽玄な世界を楽しむことができます。
漓江下りの見所は冠岩奇景、楊提風光、浪石煙雨、九馬画山、黄布倒影、興坪絶景など多くあり、次々と変化する絶景は必ず皆様を虜にすることでしょう!

  • 山水風景
  • 山水風景
  • 山水風景

「桃花源」興坪付近の山々と漓江的山水風景です。

  • 山水風景
  • 山水風景

漓江下りの遊覧船。

  • 二階のデッキに出ている観光客
  • 遊覧船

二階のデッキに出て景色に見とれている観光客。

  • 漓江下り
  • 漓江下り
  • 漓江下り

陽朔の街は、桂林の南64キロに位置し、漓江下り(4時間)の終点の港です。
街を取り囲むように奇峰が連なっています。

  • 陽朔の街
  • 陽朔の街
  • 街を取り囲む奇峰

のどかな田園風景が広がる高田郷。

  • のどかな田園風景
  • 高田郷

トン族の村で最も有名な橋で、「風雨橋」といいます。(釘等の金は一切使っていません)橋の中ほどにはベンチがあり、地元の憩いの場所にもなっています。


桂林は年間で一番の観光シーズンは9月、10月、11月です。
桂林の車道や街のほとんどの街路木は金木犀(キンモクセイ)です。

  • 街路樹のキンモクセイ
  • 月明かりのキンモクセイ

この頃は街中金木犀(桂花)の開花が始まると街中甘い香りが一面漂う自然の香りに包まれて桂林の一番素晴らしい季節を迎えます。

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