2014年10月17日
中国東北地方に位置する、北朝鮮やロシアにも接する吉林省が今回
の目的地です。
日本よりツアーに混じって訪れている方も時には見受けられますが
単独で車を走らせ現地に来る日本人は珍しいようです。
過っては延吉市も国際結婚で多くの日本人が訪れた時期がありまし
たが現在は少ないようです。
ツアーと違い異国で自由気ままの時間帯を友と行動できる幸せは計
り知れませんね。
宿泊したホテル前です。
20年来の家族同様のご夫妻さんと。
北朝鮮寄りのエリアは、延辺朝鮮族自治州であり、街には中国語と
朝鮮(韓)語が選り乱れた独特な文化を持つ魅力に溢れる地域です。
延吉を出発し北朝鮮に接する図們国境を目指して走る途中にシャッ
ターを切りました。
着きました
豆満江は朝鮮半島側の呼び名、中国では図們江の呼び名で呼ばれる
川です。
図門江第1桟橋は使われず寂れており下流に車を走らせました。
河の中央を国境界線で堤防には有刺鉄線が張られている。
川を挟んで私の背後が北朝鮮領土で兵士の歩哨塔が小さく見える。
境界線より一歩入れば容赦なく銃弾が打ち込まれる現実的国境が実感
できます。
何か寂しいような北の風景ですね。
お昼を少しまわった12時49分に写した北朝鮮国境です。
片田舎の途中で遅い昼飯を注文した朝鮮風の料理は油が多くて食べ
るのに閉口しました。
琿春の片田舎で化学肥料を使わない苹果(リンゴ)栽培の村で夜食
用に1箱買いました。
図們江と山に囲まれた寒村です。
幹の小さい樹に多く実を付けており生産重視で日本とは大違いの栽
培方法のようです。
枝に紅い苹果が実を付けている
リンゴ公園の椅子でひと時を寛ぐ
山間の何も無い寂しいところです。
露中朝国境にはシベリヤ虎が生息しており山裾にはこんな看板が至る
所に立っていました。
現実的に自然の野生動物が多いようです。
山に挟まれた図們江の国境線です。
紅葉シーズンも終わりに近づいた国境地帯をゆっくりと図們江下流
に。
朝鮮の山並です。
鉄条網(有刺鉄線)的国境線
北朝鮮国境警備棟(白い)が到る所に見えます。
1km間隔で兵士の歩哨棟が建っているようです。
よく見て下さい。
河の向こうが北朝鮮
間もなく日没です。
夕暮の図們江を挟んで北朝鮮の鉄橋が見えます。
独裁国家と見た目は分かりません。
豆満江を挟んで北朝鮮の山々が綺麗に見えます。
日没です。
暮れてゆく朝鮮の山並と図們江
今晩は琿春に泊り明日は防川ではロシアと北朝鮮三国境と豆満江最大
の橋より物資輸送が北朝鮮に渡る軍事的諸点等、観る予定です。
ホテルに帰る途中の朝鮮族の村です。