2014年6月21日
早朝、お客様を空港までお見送りした後、残務整理を済ませて、午後
は予てから訪れてみたい資源県に社員の運転で20年ぶりに行ってきま
した。
昔、笹の葉を日本に出荷する為、現地で採集した懐かしい郷で湖南省
と境界を接している奥地です。
川添に険しい峠越えで周囲の山々は竹林で竹材加工が盛んところです。
峠の中腹で休憩時の竹林です。
全ての山々は手入れが行き届いており大切な原料でしょう。
遠くに一軒の家(少数民族)が竹林に囲まれて見えます。
石山の割れ目から湧き出る水は冷たくて美味しい自然の恵みですね。
社員が頂てるところです。
峠を下ると田んぼを耕す光景に出会いました。周囲はすっかり変わり
葡萄の生産地に態変わり昔の面影は山河の自然が残っていました。
背後は葡萄畑です。
日本と違う栽培方法でワイン畑と同じ方法みたいです。
資源県は高地で中心街の中央に河が流れており夏でも涼しくエアコン
は必要ないようです。
こんな奥地でも綺麗な街に変わっていました。
もう此方に訪れることは今回が最後かと思います。
夕方の5時半に出発して一路、興安県の灵渠に車を走らせ19時20分に
着く事ができました。
もう周りは薄暗く増水した濁り水が押し寄せている運河の風景です。
水しぶきの上がる増水した灵渠。
何時訪れても悠久的情景に心が揺れます。
2000年以上経っても現存する歴史的遺産に感動します。
秦の始皇帝が物資や兵の輸送に長江まで運河を引き統一を果たした
歴史的灵渠の姿です。
残念ながら増水で運河を歩いて渡ることが無理で次回を楽しみにし
ております。