2014年1月4日
今朝は04時に起き、仕度を整えてお客様(結婚)の待つホテルにお迎えに
帰国のため桂林空港までお見送りに行ってきました。
午後に時間が空いたので1994年に訪れて以来、実に20年ぶりの大墟を訪ね
ました。
当時は砂利道を埃の舞い上がる古道を車で走った景色も今は舗装された広
い道路を利用することが出来ます。
大墟古鎮は桂林市内から車で30分位の所に位置し、今から2000年以上の
歴史があり、明の時代から「広西の四大名鎮」と呼ばれ、紀元前200年頃
に、建造が始まり街は漓江沿に石敷の道に両側に古い屋並みが2キロに渡
り保存され、手作りの竹細工場や草編み靴工場、薬草の店、旧式の床屋と
小さなお酒の工場等があり明、清の時代の青煉瓦(二階造り)の屋並みが
現存しております。
明、清の時代に南北の商人は集まり会館を建て、広東、湖南、江西会館 (有名で)商店は"四大家"、"8中家"、"24小家"と繁栄の跡が 伺える。
石橋より前方に門があり夜になると扉が閉まり街の安全保っていたよ うです。 街並みをカメラに収めて 軒下の老人(30年以前の上着を着ている) 雑談中のお婆さんを背に
日光浴しているご老人 三門が現存しています。
手作りの酒屋の名残です。
店先に当時の酒樽を積み重ねてあります。
時代の違う衣類で着膨れして子供たちが無邪気に遊んでいる。 歴史の面影が残っている石橋です。 時代とともにどれだけの人々がこの石橋を渡ったか、石が磨り減り崩れかかっている。
橋から見た生活水が橋を潜り漓江に注いでいる。
正面が渇水時の漓江です。 中国 明の時代的お店の前で 民家の入り口には小石を敷き詰めて模様を整えた当時の跡が残っている。 家紋のようです。
灵川はイチゴの栽培農家が多く沢山の家族連れがイチゴ狩りを楽しん でいました。 日本と違い天然の畑にビニ-ルを張っただけで暖房は無くても温暖気 候で大粒の実が収穫されるようです。
漓江橋より遠方に南溪山を望む漓江の夕方です。
晩ご飯まで時間もあり二人で暗くなるまで散歩です。
漓江の畔で金木犀が咲いていました。
季節外れのこの時期に珍しいですね。
明の時代建造された塔が遠くに望む事ができます。
桂林の一日が暮れようとしております。
皆様も一度は旧き時代の中国を是非、桂林で堪能してください。