2013年9月21日
昼下がり14時過ぎ出発し、車で2時間の所に阳朔県興坪鎮(村)があり
ます。
璃江下りの船旅で楊堤と並び一番人気の景観が見渡せる名所にお客様
(婚約者も一緒)を案内いたしました。
15年前は脇の樹木も若木で景観も良かったが生長して何も見えない。
阳朔の料金所です。
阳朔の街にきました。
興坪鎮、手前の農村風景です。
どこか惹かれる素朴な所があるようです。
昔の廃墟が佇んでいます。
悲しいですね。
ようやく興坪が見えて着ました。
時刻は16時30分です。
老寨山旅館の林さんを尋ねました。
桂林で一番有名な日本人で名誉市民賞を頂いています。
彼は山荘を作り裏手の断崖絶壁を一人で何年も費やし、岩石を砕き
頂上に璃江が一望できるお堂を建立した方で地元民も驚き最後には
皆が協力し、興坪で知らない人がいません。
桂林特集のテレビ中継で(NHKBS/テレビ朝日/フジテレビ/テレビ
東京)及び台湾、香港、中国の各局や有名タレントさんが訪れ記念
に石版でコメントを残して正面にたくさん飾ってあります。
林さんの奥様と息子さんです。
壁には当地を訪れた風間寛平や朝霞唯、中尾彰などの写真が多く
張られています。
これから社員の黄さんがカメラを背負い一緒に断崖絶壁を頂上まで登り
眼下の璃江や山並みの景観を撮影に。
体力のある人で急いで1時間で登ると林さんが話していましたが、急勾配
で息が切れ、暑くて汗が流れ落ち蚊に刺され二人で我慢をして岩場を進む。
岩盤を掘って階段を作ったようです。
全て岩場の急勾配を登る
眼下に見えるのは興坪(シンピン)鎮です。
暑くて汗が止まらない!
お客様を降ろした観光船が上流を目指して帰って行きます。 まさに絶景!!
璃江の山々を「桂林山水甲天下一!」と古くから文人や詩人が声高
らかに詠んだでしょう。
眼下が一望できる頂上ですが狭くて撮りづらい。
夕暮れ的璃江の山々が重なるまさに山水画の世界です。 断崖絶壁を足元から撮影しました。 水面に夕日が反射した景観はすばらしい。 夕方でも汗が止まらない、 黄さん!カメラ背負って貰いご苦労様。 お堂で一枚
ご紹介する風景は他にも沢山ありますが、日没も近く足元が暗くて 急勾配を下りる時に危険が伴う為、次回に託し、急いで下山しました。 林様が心配して待っていてくれました。 一瞬の自然体を捉える難しさは天候や時間帯に左右され、思うように 描けない事が暫しあります。 今日は自然に恵まれていました。 食事の準備が整うまで日没的璃江の興坪(シンピン)情景をご紹介 いたします。 間もなく暗くなる直前のシャッターチャンス。 アシスタントの黄さんも記念に一枚 最後に私を黄さんから写して戴きました。 桂林はこの時間でも汗が流れ落ちる暑さです。 今日は桂林随一の名所にお客様を(無料で)ご案内し、空き時間を利用 して強行スケジュールで絶景からの撮影や日没的璃江の景観をご紹介し ました。 僕らも簡単にはこの光景をご紹介することはまず、不可能で社員(黄さ ん)や老寨山旅館の林様等の協力を戴いて実現できた事を心から御礼申 し上げます。